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【完全解説】キューティーストリート炎上の真相|3つの騒動と今後への影響

CM 女優
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キューティーストリート(きゅーすと)が炎上した3つの事件

きゅーすとを取り巻く炎上騒動は、大きく分けて3つあります。それぞれ性質が異なり、アイドル業界が抱える様々な問題を浮き彫りにしているんですよね。

CUTIE STREETとは?デビュー直後から話題のアイドルグループ

CUTIE STREETは、きゃりーぱみゅぱみゅやFRUITS ZIPPERが所属するアソビシステムのアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」から誕生した8人組グループです。

2024年9月9日にデビューシングル「かわいいだけじゃだめですか?」を配信リリース。この楽曲が若者を中心に大バズりし、配信から約1カ月でTikTokの楽曲投稿数が10万を突破しました。サビの振り付けが真似しやすく、SNSで一気に拡散されたんです。

メンバーは桜庭遥花(ぱるたん)、増田彩乃、古澤里紗(ふーりー)、川本笑瑠(えみる)、板倉可奈、梅田みゆ、佐野愛花、真鍋凪咲の8人。それぞれが個性的な魅力を持ち、原宿からKAWAII文化を世界に発信することをコンセプトに活動しています。

なぜこれほど注目されるのか

きゅーすとが注目を集める理由は、単に楽曲が良いだけではありません。メンバーの多くが「日プ女子」出演者や恋愛リアリティショー経験者、人気インフルエンサーなど、すでに一定の知名度を持っていたことも大きな要素でしょう。

特にピンク担当の桜庭遥花さんは、ME:Iが誕生したオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」でファイナルまで残り、その努力と成長が多くの視聴者の心を掴みました。

しかし、知名度があるということは、それだけ過去の発言や行動も注目されやすいということ。デビュー前からSNSで活動していたメンバーも多く、その分リスクも抱えていたわけなんですよね。

炎上事件①古澤里紗のX誤爆投稿問題

きゅーすと最初の炎上は、デビュー発表の日に起きました。

2024年7月30日、デビュー報告日に起きた騒動

2024年7月30日、CUTIE STREETのデビューメンバー8人が公式発表された記念すべき日。各メンバーが自身のSNSでデビュー報告を行う中、思わぬ事態が発生したんです。

イエロー担当の古澤里紗さん(ふーりー)のデビュー報告と全く同じ文章が、約1時間前に別のXアカウントから投稿されていたことが判明。そのアカウント名は「りゅちぇ様が一番かわい」でした。

投稿内容は以下の通りです。

「皆さん初めましてっ✨この度、アソビシステムKAWAII LAB.新グループ『CUTIE STREET』としてデビューさせて頂くことになりました!レモンクリーム担当 ふーりーこと古澤里紗(ふるさわりさ)ですっ 憧れのアイドル1年生精一杯頑張りますっ✨」

この投稿が削除されることなく残り続けたため、X上では瞬く間に拡散。「これは古澤さんの裏垢への誤爆投稿では?」という憶測が広がりました。

「りゅちぇ様が一番かわい」アカウントの正体

問題のアカウントは、なにわ男子の大西流星さんを推しているファンアカウントでした。「りゅちぇ」とは大西流星さんのファンからの愛称なんですよね。

このアカウントの過去のツイートを見ると、以下のような投稿がありました。

「フルです!フルフルです!」(古澤さんの愛称を連想させる) 「まって、流星くん髪染めたんですか?ビジュ確認できないので自撮りください」 「りさも事故でりゅちぇさんにちゅーしたい」

特に最後の投稿では「りさも」という一人称を使っており、古澤さん本人である可能性を強く示唆する内容となっていました。

なにわ男子ファンが激怒した理由

なぜこの誤爆投稿がここまで炎上したのか。それは、アイドルファンの心理と密接に関係しています。

アイドルが他のアイドルのファンであることは珍しくありません。実際、地下アイドルの3分の1がジャニーズファンだとも言われているんです。しかし、それを公にすることは、特にデビュー直後のアイドルにとってマイナスイメージに直結します。

なにわ男子のファンからすれば、「推しに近づくためにアイドルになったのでは?」という疑念を抱くのも無理はないでしょう。「大西流星と繋がるためにデビュー?」「りゅちぇと結婚できるように頑張ってね」といったコメントが古澤さんのインスタグラムに殺到しました。

アイドルという職業の特殊性が、この炎上を加速させたわけです。ファンは自分の推しを「特別な存在」として見たい。そこに「他の誰かのファン」という現実が突きつけられると、裏切られたような気持ちになってしまう人もいるんですよね。

事務所は沈黙を貫いた

この騒動に対して、古澤さん本人も所属事務所のアソビシステムも、一切のコメントを発表していません。

通常、芸能事務所は不正ログインや誤解を招く投稿があった場合、迅速に声明を出すものです。しかし今回は完全にスルー。この対応から、「恋愛スキャンダルではないため、事務所としてお咎めなし」「むしろ炎上商法としてラッキーと考えている可能性すらある」という見方も出ました。

実際、この炎上によってCUTIE STREETの知名度は一気に上がりましたからね。デビュー1日目にして大きな話題になったことは、プロモーション効果としては抜群だったとも言えるでしょう。

ただ、ファンとしてはモヤモヤが残る結果となりました。真相が明らかにされないまま、騒動は自然に沈静化していったんです。

炎上事件②台湾ライブでの歌詞変更問題

2つ目の炎上は、海外進出という新たなステージで発生しました。

2025年4月、初海外公演で起きた失言

2025年4月19日、CUTIE STREETは記念すべき初の海外ライブを台湾で開催しました。現地のファンから熱烈な歓迎を受け、大成功に終わるはずだったこのライブ。しかし、ステージ上での一言が新たな炎上を引き起こしたんです。

問題となったのは、代表曲「かわいいだけじゃだめですか?」のライブバージョン。この曲は各地でのライブごとに歌詞の一部を変更する「ご当地バージョン」を披露するのが恒例となっています。

原曲では「ここは原宿 かわいいものが集まる…ってゆうことは日本の中心!」という歌詞ですが、台湾公演では古澤里紗さんがこう歌いました。

「ここは台湾 かわいいものが集まる…ってゆうことは日本の中心!」

この「台湾が日本の中心」という表現が、SNS上で物議を醸すことになったわけです。

「台湾が日本の中心」発言の真意とは

古澤さんの発言意図としては、おそらく以下のような比喩表現だったと考えられます。

「台湾にはかわいいものが集まっている。まるで日本の中心である原宿のような場所だ!」

つまり、台湾のKAWAII文化を最大限に褒めたかったんでしょうね。実際、台湾は日本のポップカルチャーが非常に浸透しており、原宿系ファッションも人気があります。

また、「言い間違い」説もあります。本来は「ここは台中(台湾中部の都市名)、かわいいものが集まる…ってゆうことは台湾の中心!」と歌うはずが、初めての海外公演という緊張から、「台湾→日本」と言い間違えてしまった可能性も考えられるわけです。

いずれにせよ、悪意はなかったと思われますが、歴史的背景を考えると非常にデリケートな発言となってしまいました。

歴史的背景が生んだ誤解

なぜこの発言が問題視されたのか。それは、日本と台湾の複雑な歴史に関係しています。

1895年から1945年まで、日本は台湾を植民地として統治していました。この50年間の歴史は、台湾の人々にとって忘れられない記憶となっています。

「台湾が日本の中心」という表現は、字面だけを見ると「台湾は日本の一部である」と解釈できてしまうんですよね。過去の植民地支配を想起させ、「台湾を未だに日本が併合していると言いたいのか!」と受け取られる可能性があったわけです。

日本人からすれば「そんなつもりじゃない」と思うかもしれませんが、相手国の歴史や文化的背景を考慮しない発言は、国際的な問題に発展するリスクを常に孕んでいます。

台湾ファンの反応は意外にも冷静だった

しかし興味深いことに、台湾現地でのファンの反応は比較的冷静でした。

台湾は世界でも有数の親日国として知られています。多くの台湾人は日本文化に親しみを持ち、日本のアイドルやアニメ、ファッションを愛しているんですよね。

そのため、古澤さんの発言を「悪意のない言い間違い」「褒め言葉として受け取れる」と好意的に解釈したファンも多かったようです。実際、台湾のSNS上では大きな炎上には至りませんでした。

むしろ炎上したのは日本国内。「台湾に対して失礼だ」「国際問題になりかねない」と、日本人自身が過剰反応した側面もあるんです。

とはいえ、今後の海外展開を考えると、文化的配慮や歴史認識の教育は必須でしょう。今回は台湾の寛容さに救われましたが、他の国では大問題になっていた可能性も十分にありますからね。

炎上事件③LIFULL HOME’S広告の「鮮度」発言

3つ目の炎上は、きゅーすと自身に非はない「巻き込まれ型」の炎上でした。

きゅーすとは被害者?巻き込まれ炎上の実態

2025年2月、不動産情報サイト「LIFULL HOME’S」がCUTIE STREETと「すしざんまい」の木村清社長を起用した広告を展開しました。東京・渋谷駅などに掲出されたこの巨大広告のキャッチコピーが問題となったんです。

広告には以下のような文章が記載されていました。

「デビューしたばかりのアイドルや、お寿司のように物件情報にも『鮮度』があるんです」

このコピーは、旬の情報を届けるLIFULL HOME’Sのサービスをアピールするものでした。CUTIE STREETの「デビューしたて」という新鮮さと、すしざんまいの「新鮮な寿司」、そして「新着物件情報の鮮度」をかけたダジャレ的な表現だったわけです。

しかし、この「鮮度」という言葉が大きな波紋を呼びました。

企業の人権意識が問われた広告表現

炎上のポイントは、人間、しかも若い女性アイドルに対して「鮮度」という言葉を使ったことです。

「鮮度」は本来、食材や商品の新しさを表す言葉。人間に対して使うと、「人を商品として扱っている」「若さに価値があると言っているようなもの」という批判を招くんですよね。

特にジェンダー問題に敏感な現代において、女性を「鮮度」で評価するような表現は、人権意識の低さを露呈するものとして厳しく批判されました。

「若い女性=価値が高い」「年齢を重ねた女性=価値が低い」という、年齢による差別的な価値観を助長しかねない表現だったわけです。

LIFULL HOME’S側は「デビューしたて=鮮度が高い」という意味で使ったと釈明しましたが、言葉の選択ミスは明らかでした。

アイドルを「商品」として扱うことへの批判

この炎上は、アイドル業界が抱える構造的な問題も浮き彫りにしました。

実際のところ、芸能事務所はタレントを「商品」として扱っている側面があります。プロモーション戦略を練り、メディアに「売り込み」、ファンに「消費」してもらう。これは業界の常識とも言えるでしょう。

しかし、それを露骨に表現してしまうと、ファンや世間から反発を受けるんです。アイドルは「夢を売る」職業。その裏側にあるビジネスの現実を、あからさまに見せてはいけないという暗黙のルールがあるんですよね。

CUTIE STREETのメンバーたちは、この広告に対して何のコメントも発表していません。おそらく、企業との契約上、発言できない立場だったのでしょう。完全に巻き込まれた形となり、イメージダウンのリスクだけを背負わされた格好となりました。

ファンからは「きゅーすとは悪くない」「むしろ被害者」という声が多く上がりましたが、一般の人々の目には「CUTIE STREET=問題の広告に出ていたグループ」として記憶されてしまった可能性もあります。

きゅーすとの炎上から学ぶSNS時代のアイドルリスク

3つの炎上事件から、現代のアイドルが直面するリスクが見えてきます。

デジタルネイティブ世代が直面する落とし穴

CUTIE STREETのメンバーは2000年代生まれ。生まれた時からインターネットやSNSが身近にあった「デジタルネイティブ世代」です。

彼女たちにとって、SNSは日常的なコミュニケーションツール。友達と繋がり、情報を発信し、トレンドをチェックする。それが当たり前の生活でした。

しかし、アイドルになった瞬間、SNSの使い方は一変します。投稿内容は常に監視され、過去のツイートまで掘り返される。何気ない発言が炎上の火種になり、キャリアを左右する事態にもなりかねないんです。

古澤さんの誤爆投稿は、まさにこのギャップを象徴する事件でした。一般人としてSNSを楽しんでいた感覚のまま、アイドルとしての自覚が追いついていなかったのかもしれません。

裏垢管理の甘さが招く致命的ダメージ

多くの芸能人が「裏垢」と呼ばれる非公式アカウントを持っています。表向きの公式アカウントでは言えない本音を呟いたり、プライベートな写真を投稿したりする場所ですね。

しかし、裏垢の管理は想像以上に難しいんです。

  • 公式アカウントと裏垢を切り替え忘れて誤爆投稿してしまう
  • 裏垢を見ていた誰かがスクリーンショットを撮って拡散する
  • アカウント名や投稿内容から本人だと特定される

古澤さんのケースは、まさに1つ目のパターンでした。デビュー発表という重要なタイミングで、アカウントの切り替えミスをしてしまった可能性が高いわけです。

芸能事務所としても、メンバーのSNS管理を徹底する必要があったでしょう。特にデビュー前後は、事務所が投稿内容をチェックしたり、複数人で確認する体制を作ったりするのが一般的です。

今回の事件は、アソビシステムの管理体制の甘さも露呈したと言えるかもしれません。

海外進出時に求められる文化的配慮

台湾での歌詞変更問題は、グローバル化が進むアイドル業界にとって重要な教訓となりました。

日本国内だけで活動していれば問題にならなかったかもしれない表現でも、海外では大きな問題に発展する可能性があるんですよね。各国の歴史、文化、宗教、政治的背景を理解していないと、思わぬ形で相手国の人々を傷つけてしまいます。

K-POPアイドルが世界的な成功を収めている理由の一つに、徹底した国際感覚の教育があります。事務所が各国の文化やタブーについて事前にレクチャーし、スタッフが常にリスク管理を行っているんです。

CUTIE STREETも今後さらなる海外展開を目指すのであれば、以下のような対策が必要でしょう。

  • 各国の歴史や文化について学ぶ研修の実施
  • 現地コーディネーターによる事前チェック
  • 歌詞や発言の翻訳を複数の専門家に確認してもらう
  • 万が一問題が起きた際の危機管理マニュアルの整備

今回は台湾の親日感情に救われましたが、同じミスを他の国でしてしまったら、国際問題に発展していた可能性もあります。グローバル展開には、それだけのリスクが伴うということを認識すべきですね。

炎上後もきゅーすとが人気を維持できた理由

3つもの炎上事件がありながら、CUTIE STREETは人気を落とすどころか、さらに知名度を上げています。その理由を探ってみましょう。

圧倒的な楽曲の魅力とパフォーマンス力

結局のところ、アイドルは作品で評価されるんです。

「かわいいだけじゃだめですか?」は、TikTokで50億回再生を突破する大ヒットを記録しました。キャッチーなメロディ、共感できる歌詞、真似しやすい振り付け。すべての要素が完璧にハマった楽曲だったんですよね。

この曲のテーマは「自己肯定感」。長所を磨いて短所を活かす、ありのままの自分を愛するというメッセージは、多くの若者の心に響きました。

また、メンバーそれぞれが高いパフォーマンス力を持っているのも強みです。桜庭遥花さんの表現力、古澤里紗さんのダンススキル、増田彩乃さんのビジュアル。8人それぞれの個性が光るステージは、見る者を魅了します。

炎上は一時的な騒ぎに過ぎません。長期的に支持されるのは、作品の質とパフォーマンスの高さ。CUTIE STREETはそこをしっかり押さえているからこそ、炎上を乗り越えられたわけです。

ファンコミュニティの成熟度

きゅーすとのファン「きゅーてすと」は、比較的冷静で成熟したコミュニティを形成しています。

炎上時にも、「古澤さんを批判するのはやめよう」「みんなで支えていこう」という声が多く上がりました。アイドルとファンが一緒に成長していく、そんな健全な関係性が築けているんですよね。

また、メンバーの多くがSNSでファンと積極的にコミュニケーションを取っていることも、絆を強める要因となっています。直接メッセージを送れる距離感、応援が届いていることを実感できる関係性。これが、炎上時の「逆境を一緒に乗り越えよう」という団結力につながったのでしょう。

ファンコミュニティの質は、アイドルの寿命を大きく左右します。きゅーすとは、デビュー初期から良質なファンベースを築けているように思います。

「完璧じゃないアイドル」への共感

実は、炎上があったことで、CUTIE STREETはより人間味のあるグループとして認識されるようになりました。

従来のアイドル像は「完璧で清廉潔白」というものでした。しかし現代の若者は、そんな「作られたアイドル像」よりも、失敗もするし間違いも犯す「リアルな人間としてのアイドル」に共感するんです。

古澤さんの誤爆投稿も、「アイドルだって他のアイドルのファンでいいじゃん」「むしろ親近感わく」という声が多くありました。完璧を装うより、時には失敗する姿を見せる方が、かえって応援したくなる。そんな新しいアイドルとファンの関係性が生まれているんですよね。

もちろん、炎上を肯定しているわけではありません。ただ、失敗を糧に成長していく姿を見せることで、より強固なファンとの絆が築ける可能性もあるということです。

まとめ|炎上を乗り越えて成長するきゅーすとの未来

CUTIE STREETを取り巻く3つの炎上事件を振り返ってきました。

1つ目は、古澤里紗さんのX誤爆投稿問題。アイドルとしての自覚とSNS管理の甘さが招いた炎上でした。

2つ目は、台湾ライブでの歌詞変更問題。海外進出時に求められる文化的配慮の重要性を示す事件となりました。

3つ目は、LIFULL HOME’Sの広告「鮮度」発言。きゅーすとが巻き込まれた形の炎上でしたが、アイドルを商品として扱うことへの社会の目が厳しくなっていることを示しました。

これらの炎上から見えてくるのは、SNS時代のアイドルが直面する様々なリスクです。デジタルネイティブ世代だからこその落とし穴、グローバル展開に伴う文化的配慮の必要性、そして企業とタレントの関係性における問題点。

しかし、CUTIE STREETは炎上を乗り越え、さらに人気を高めています。その理由は、圧倒的な楽曲の魅力とパフォーマンス力、成熟したファンコミュニティ、そして「完璧じゃないアイドル」への共感でしょう。

今後、きゅーすとがどのように成長していくのか。炎上から学び、より強いグループになっていく姿を、ファンとして見守っていきたいですね。原宿からKAWAII文化を世界に発信するという彼女たちの夢が、これからも応援され続けることを願っています。

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